デュッセルドルフ, ドイツ 2022年11月11日発表 –コンシューマー向けエレクトロニクス材料ソリューションをリードしているヘンケルは2022年11月11日最新のイノベーションである室温で硬化する導電性接着剤(ECA)のLOCTITE ABLESTIK ICP 2120を発表しました。この製品は、組み立て時の歩留まりを向上させ、主にスマートフォンなどに搭載されるコンパクトカメラモジュール(CCM)内の導電性が必要とされる箇所に使用されることを目的としています。安定した導電性を得ることができるように設計されたLOCTITE ABLESTIK ICP 2120は、湿気硬化型であり、カメラモジュール内の薄く小型化された基板を保護するための重要な役割を果たします。
ヘンケルのエレクトロニクス事業部製品開発グループ部長である名取稔城(Toshiki Natori)氏は「LOCTITE ABLESTIK ICP 2120は、ヘンケルの広範囲に蓄積されたノウハウを活用した製品です。多くの導電性接着剤は、完全に硬化するために高温下での硬化を必要とする溶剤型接着剤ですが、LOCTITE ABLESTIK ICP 2120は、ヘンケルの蓄積したノウハウを用いて設計した独自のプラットフォームを使用し、ユーザーでの生産性向上と要求特性の両方を満たす製品です。」と説明しています。