ロックタイト嫌気性接着剤|嫌気性接着剤の使用方法・塗布のコツ

ロックタイト嫌気性接着剤は、使い方によっては思わぬトラブルにつながる可能性もあります。初めてご使用になられる方だけでなく、普段ご使用のお客様もどうぞご参照ください。

嫌気性接着剤使い方・塗布方法
1. 作業をするにあたり、ゴム手袋や保護メガネなどの保護具、ディグリーザーや接着剤、硬化促進剤をご準備ください。
2. 接着剤塗布前に部品の前処理を行うため、LOCTITE SF 7063接着剤専用ディグリーザーにて脱脂処理をしてください。液を吹きかけ、ウエスでふき取るか、エアーで飛ばしてください。
3. 次に接着剤容器の確認です。容器にはロック機構がついていますのでご確認ください。※ノズルを上に挙げるとロック解除されて液が出ます。ノズルを下げるとロックされ、液が出ません。
4. 接着剤容器をしっかりと攪拌した後、塗布します。細かいところに塗布する際は別売りのニードルをお使いください。

【注意】
ノズルの先端が金属に付着することで、金属イオンが中に入り硬化する場合がありますので触れないように注意してください。ノズルが金属に触れた場合は、ノズルの中の液を少量捨ててください。

【硬化を早めたい場合】
硬化を速めたい場合は硬化促進剤をご使用ください。
まず、LOCTITE SF 7063接着剤専用ディグリーザーで洗浄します。次に、スプレーもしくは液状の硬化促進剤を塗布し、乾燥させます。その後接着剤を塗布しますが、この時ノズル先端は金属部に触れないようにしてください。

【定量塗布について】
各種塗布機を使用することで定量塗布などが可能となります。

本内容は動画でも解説しています。合わせてご参照ください。

袋穴への塗布方法
ロックタイトねじゆるみ止め用接着剤を袋穴に塗布する場合は、まず袋穴内壁へ塗布してください。それから、「ボルトには接着剤を塗らずに」そのまま締めこんでください。動画での解説が分かりやすいのでご参照ください。

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