コンパクトカメラモジュールは、モバイル機器、自動車、セキュリティ、医療と幅広い市場でニーズがあります。
その中でも最もカメラモジュールの技術が発展し、大きいシェアを占めているのがモバイル機器です。消費者はモバイル機器を選ぶ際にカメラの性能や機能を重視する傾向にあり、カメラは端末の売上を左右する重要なファクターとなっています。スマートフォン、タブレットメーカーにとって、解像度の限界への挑戦、より高い信頼性の獲得が市場でのさらなる成長に繋がっています。
特に画素数とレンズの数が増えるのに伴って、「アクティブアライメント」と呼ばれる手法が採用され、UV硬化や熱硬化によってレンズホルダーを基板に接合できるデュアルキュアタイプの接着剤が必要とされています。